「DX認定」取得の背景
大阪市の村本建設株式会社様は、慢性的な人手不足や高齢化といった建設業の諸課題に対して、早くから組織変革と現場のデジタル化の2つを同時並行で弊社と取り組んでいます。
これまでの中期計画でも「DX」は喫緊の課題として認識され、現場へのICTツールの導入も積極的に行ってきたものの、村本建設様が目指す「ワンストップDX」に近づくための「具体化」や目標に向かって、「マインド変革」のきっかけが必要でした。
そこで経済産業書が定める「デジタルガバナンス・コード」に照らして現状を体系的に棚卸し、まずは「DX認定」取得を目標として、全社的な機運を高め、DX推進を更に加速させることにしました。
〔村本建設のDX推進〕 |
〔村本建設 ニュースリリース〕 |
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村本建設のDX推進 | 経済産業省が定める「DX認定事業者」の認定を取得 | 村本建設 |
DX認定ソリューション
パートナーであるネクストフィールドとのアドバイザリー会議において、デジタルガバナンス・コードの項目毎に現状を体系的に棚卸し、客観的な視点で課題を明らかにしたほか、対応策やスケジュールも具体化していきました。
特に、村本建設様の社内に「DX推進委員会」を設置し、中長期ビジョンと連動したDX推進体制を整備することで、経営者と現場とが一体となって取組む仕組みを構築しました。また、「定量的な全社指標」を定めたことで、社員からの「変革の声」が経営層にもダイレクトに届くなど、各種DX施策を進める過程でも、変化があらわれています。
今後
ネクストフィールドは、「DX認定」取得後も村本建設様の「DX推進」に寄り添い、ロードマップに沿ったDX推進に共に取り組みます。
また、中堅ゼネコン同士で連携して、建設業界全体のDXも進めていきたいとのお考えにも賛同し、ネクストフィールドが接着剤や潤滑油のような存在となって欲しいとのご期待にお応えできるよう取り組みます。建設業界のより良い未来に向けて、共に歩んで参ります。